鈴木史朗「バイオハザード20万点」の腕前は本物! ゾンビが苦手な名アナが選んだ「意外な息抜き」
穏やかな語り口の裏にあった、バイオハザードへの本格的な打ち込み。鈴木史朗が公の場で語った遊び方には意外な一面もあった。

丁寧な言葉遣いと落ち着いた声。その鈴木史朗が、画面の敵を次々に倒して高得点をたたき出す。元TBSアナウンサーと「バイオハザード」の取り合わせは、それだけで強烈な意外性がある。
だが、話題づくりのために少し遊んでみた、という程度ではない。本人が公の場で語ってきた数字や遊び方には、同じ作品を繰り返し研究するプレイヤーの顔があった。しかも、その本人はゾンビが苦手だという。
鈴木史朗が語った「バイオハザード4」の20万点
鈴木は2014年の日刊ゲンダイのインタビューで、「バイオハザード4」の追加モード「ザ・マーセナリーズ」に打ち込んでいると明かした。短い時間の中で敵を倒し、得点を積み上げる遊びだ。本人が挙げた最高得点は20万5370点で、20万点台に達したことも複数回あるという。
これは本人が取材で説明した記録であり、公認の世界記録という意味ではない。それでも、敵の配置や動き、攻撃のつなぎ方を覚えずに簡単に出せる数字ではない。シリーズを好きだと話すだけでなく、ひとつの遊び方を深く詰めていたことが伝わる。
16年のシリーズ20周年イベントでも、鈴木は前日に19万点を出したと話している。昔、一度だけ上手に遊べたという思い出話ではなく、イベントの直前まで繰り返しプレイしていたのだ。
ゾンビは苦手、それでも挑戦をやめない
同じイベントで飛び出したのが、ゾンビは得意ではないという話だった。シリーズの中でも4を好む理由として、従来型のゾンビとは違う敵が登場することを挙げている。ホラーならなんでも平気な人、というイメージとは少し違っていた。
好きなゲームだからこそ、怖さにも自分なりの得手不得手がある。その細かい好みを語れるところに、かえって長く遊んできた人らしさが見える。見た目との落差だけを面白がっていては、その部分を取り逃がしてしまう。
17年にシネマトゥデイへ掲載された新作体験企画でも、鈴木は高得点へ挑む楽しさを語った。うまくいったかどうかが数字で返ってくるため、もう少し伸ばしたくなる。穏やかな口調のまま、目標を更新しようとする負けず嫌いが顔を出す。
さらに面白いのが、遊び終えた後の過ごし方だ。16年のイベントを伝えた電撃オンラインの記事には、バイオハザードで高ぶった後に「どうぶつの森」で気分を落ち着けるという本人の話が残っている。張り詰めたゲームと、ゆったりしたゲームを組み合わせていたのだった。
ゲームが健康にどう役立つかという一般論とは別に、鈴木の話には、何を楽しみ、どこで休むかを自分で選ぶ姿がある。激しい作品ばかりを遊び続けるわけでもない。
難敵を倒して得点を詰めた後は、どうぶつの森へ。鈴木史朗のゲーム好きは、意外な一本を得意とするだけではなく、遊び方の組み立てまで実に本格的だったのである。



