やましたひでこ氏も驚く「1000万円の損切り」…投資家ちょる子氏が明かした「モノは捨てられない」理由
やましたひでこ氏が個人投資家のちょる子氏と対談。夫の返済問題や株の損切りから、家にたまるモノの話へ。投資と断捨離に重なる判断について語った。

断捨離の提唱者・やましたひでこ氏が、10月9日公開のYouTube「やましたひでこ断捨離®︎公式チャンネル」で、個人投資家のちょる子氏と対談した。投資と片づけ。一見、離れた分野で活動する2人の話は、意外なところでつながっていく。
ちょる子氏は、著書『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』が12万部を超えるヒットとなった投資家。動画では、育児休暇中に本格的に取り組んだ売買で資産を増やし、現在は5億円を超えたと自己紹介した。
ただ、最初からお金に余裕があったわけではない。結婚式を終えて家計を確認すると、夫の奨学金や時計、車のローン、自身が立て替えていた家賃など、返済すべきお金は合わせて約1000万円あったという。
そこで、車の売却や保険の見直し、不用品の出品に着手。支出を管理し、夫からも毎月返済してもらった。ちょる子氏が振り返るその行動に、やました氏は、断捨離もまず現状を知るところから始まると共通点を見いだした。
「1000万円の損切り」にやました氏も驚き
やました氏が、とりわけ聞きたかったのが株の損切りだ。せっかく買ったモノを、いつか使うはずだと取っておく。買い物の失敗を認めたくない気持ちは、株を手放せない心理にも通じるのではないか。そう問いかけると、ちょる子氏から驚きの答えが返ってきた。
「昨日も1000万円損切りしていますね」
やました氏が金額の大きさに驚く一方、ちょる子氏も、損をするのはつらいと明かす。それでも、さらに値下がりすると判断すればいったん売り、次の機会に使える資金を残す。自身の売買では、購入価格から10%下がったら手放すというルールを設けていると説明した。
やました氏が注目したのは、自分の判断が間違っていたと認められること。そして、決めたルールを自分で守れることだった。使わないモノを持ち続ければ、場所だけでなく、それを気にする時間や気持ちも費やしてしまう。投資の話から、身近な暮らしの話が浮かび上がる。
株は売れてもモノは捨てられない…ちょる子氏に伝えた「空間」の視点
ところが、ちょる子氏は、家にあるモノを手放すのは苦手だという。戦争を経験した祖母はモノを捨てられず、自身も母が小学生だった頃のTシャツを着るほど。長く使うのが当たり前だった家庭の影響を語った。
やました氏も、自身の母がモノを取っておく人だったと応じる。そのうえで、ひとつひとつのモノではなく、自分が暮らしている空間全体へ目を向けるよう伝えた。思い出や愛着があっても、モノが多すぎて居心地を損ねているなら、その状態こそもったいないというわけだ。
片づけに取りかかるためのひと言を求められると、やました氏は、不要になったモノとの関係を「目に見えないロープ」にたとえた。量が増え、長く置かれ、執着が強まるほど、身動きが取りにくくなる。ちょる子氏にも、痩せたらまた着ようと残している服が思い当たったようだ。
対談では、それぞれの夫がお金にあまり執着しないという共通点でも話が弾んだ。ちょる子氏は、自分の得意なことを生かす活動を夫が応援してくれると説明。やました氏も、自身の仕事に干渉しない夫への感謝を語っている。
大きな金額の話から、クローゼットに残した服の話まで。投資の経験がなくても、身に覚えのあるやり取りが続く対談だった。



