木村拓哉「プレミアムガーナ」新CMの声は倍賞千恵子!「ハウル」から続く“共演の縁”
ロッテ「プレミアムガーナ」の新CMに木村拓哉が出演し、倍賞千恵子がナレーションを担当。9月15日から全国で順次放映される。

一粒のチョコレートを手にした木村拓哉。そこに重なる落ち着いた声は、女優・倍賞千恵子のものだ。
ロッテが公開した「プレミアムガーナ」の新CM「一粒の濃厚物語」シリーズが、9月15日から全国で順次放映される。「濃厚ショコラ」「濃厚生チョコレート」「ティーショコラ」の3種を扱い、木村の演技に倍賞のナレーションを合わせた構成となっている。
木村拓哉と倍賞千恵子、「ハウル」からつながる共演歴
この2人の名前を聞いて、映画「ハウルの動く城」を思い出す人もいるだろう。2004年公開の同作で、木村はハウル、倍賞はソフィーの声を担当。姿を見せず、声でキャラクターを演じる組み合わせだった。
さらに、山田洋次監督の映画「TOKYOタクシー」でも共演。木村がタクシー運転手の宇佐美浩二、倍賞が乗客の高野すみれを演じている。世代も境遇も違う2人が、移動中の会話を通じて互いを知っていく物語だ。
今回のCMは映画の続編でも、登場人物を引き継いだ作品でもない。それでも、画面に映る木村と、聞き覚えのある倍賞の声という取り合わせには、共演作を知る人ならではの楽しみがある。短い広告の中に、2人が過去に演じた人物の記憶まで重なるのだ。
「プレミアムガーナ」新CMで見せる、食べた瞬間の表情
公開中の「濃厚ショコラ」篇では、木村の顔や手元が大きく映される。白いシャツにチョコレートという簡潔な画面で、派手な出来事は起こらない。食べる前と後のわずかな表情の変化に、自然と目が向く。
撮影後のインタビューで、木村は実際に各フレーバーを味わいながら撮影したと説明。「嘘ひとつない感じ」と、その撮り方へのこだわりを表現している。味の特徴を長いせりふで言い切るのではなく、食べたときの反応を残すことを意識したようだ。
木村はこれまで、ドラマや映画でせりふの応酬から人物像を立ち上げる役を数多く演じてきた。今回は自分で全てを語るのではなく、倍賞の声に一部を預ける。説明役を別に置くことで、木村自身の目線や口元をじっくり見られる作りになっている。
倍賞は画面上の相手役としてではなく、ナレーションで参加している。2人が同じ場所でチョコレートを囲むCMとは違い、映像と声が合わさって初めて“共演”が成立する点も見どころだ。
チョコレートを見つめる木村と、そっと耳に残る倍賞の声。豪華な顔ぶれをにぎやかに並べず、2人の持ち味を静かな一場面に収めている。



