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ニューオールドメディア

ゴダイゴ『銀河鉄道999』は英語詞から生まれた 日本語で歌って感じた確信

1979年の劇場版主題歌『銀河鉄道999』は、英語詞に曲を付けるところから始まった。山川啓介の日本語詞をスタジオで受け取ったタケカワユキヒデが、歌ってすぐに感じた手応え。

ステージでマイクを手にするタケカワユキヒデ。2016年撮影
出典:Wikimedia Commons/タケカワユキヒデ(2016年) 撮影:Cuilaoxie CC BY-SA 4.0(縮小表示・上下に余白)
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 ゴダイゴが歌う『銀河鉄道999』は、1979年の同名アニメ映画の主題歌だ。日本語で始まる歌として親しまれているが、制作の出発点は奈良橋陽子による英語詞だった。タケカワユキヒデが曲を付け、山川啓介の日本語詞を歌うまでには、異なる言葉の響きを扱う過程があった。

 タケカワは1975年、全曲が英語詞のアルバム『走り去るロマン』でソロデビュー。翌年にゴダイゴを結成し、ボーカルを務めながら数々の曲を作ってきた。日本語の歌で知られるようになる前から、英語で曲を作り、歌う経験を重ねていた。

録音を翌日に控えて届いた歌詞

 2021年のインタビューで、タケカワは当時、先に渡された英語詞を読みながらメロディーを考えていたと説明している。『銀河鉄道999』では歌詞とともに車輪の絵を受け取り、汽車が空へ上っていくという説明を聞いた。そのイメージに合わせ、旋律も上昇していくように作ったという。

 ただ、作曲に十分な日数があったわけではない。2023年に掲載された対談によると、別のアルバムを仕上げていた夜、タケカワはようやく歌詞を受け取った。録音は翌日の昼からで、残された時間は約12時間。自宅へ戻って曲を作り、デモテープを用意した。

 そのデモには、途中で転調した後、戻したかった元のキーへ戻せていない部分があった。タケカワはそこを直してほしいとミッキー吉野に頼んだ。編曲を担ったミッキーは、スタジオで演奏しながら作業を進め、イントロの形も考えていった。

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日本語を歌ってつかんだ手応え

 日本語詞を初めて受け取ったのは、スタジオだった。ゴダイゴ50周年の公式対談でタケカワは、山川の詞を2回ほど歌うと、よい仕上がりになりそうだと感じたことを振り返っている。長く歌い込んでからの評価ではなく、録音中につかんだ感触だった。

 それまでの『ガンダーラ』では、日本語をどう歌うかに苦労した。『ビューティフル・ネーム』の時も悩みは続いていたという。それに対し、『銀河鉄道999』では、日本語をメロディーに乗せた時点で、うまく合っているとすぐに感じられた。

 英語詞から生まれた曲を日本語で歌う。その難しさを経験してきたタケカワだからこその手応えだった。

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